(当研究所が提案する)チームビルディングの手法

1.到達点の設定

  • チームとして何を狙うか、どこを目指すかを明確にする(※メンバーは前から引っ張る。後ろから押すことはできない)。
  • まずは、大きなビジョンやイノベーションを掲げつつ、最初のステップは小さく。次に、個人の成長、成功、自発的行動を考える。

2.チーム構成の検証検討

  • 同じ人間、同じチームは存在しないという前提に立ち、それぞれの優れた点、強みを活かしたチーム構成に。
  • 一定の気質タイプバランスと強さバランスをもつチームを目指す。

3.リーダー等の選定

  • リーダーがチームメンバーに影響を与え動かすため、適切なリーダーを選定することが必須。
  • リーダー層(リーダー、サブリーダー、ブレーン)には、異なる気質タイプ、強さのバランスをもつ人材を配し、「拡散」と「集中」のバランス、人材の強み、良さを十分活かす。

  • リーダーの思考行動と、チーム全体の思考行動の方向が似ていると、チームがさらに活性化する可能性が高い。

 


4.自発的ディスカッション

  • チームをどう変化させたいのか、チーム内で自発的にディスカッションする機会設け、以下を議論する。i) 研究テーマ、研究方法、ii) チーム規範、iii) コミュニケーション・運営
  • そのために、メンバー同士がコミュニケーションするワークショップを行うのも有効(現在の課題と対応、対人対応、アサーティブ演習など)。
  • その際、チームメンバーへの「気質分析フィードバック」で、メンバー同士の距離感が一気に縮まった例は多い。