採用試験での活用事例

S社では、数年前から社員の採用試験で、「気質分析」を活用している。


活用の概要

今年度、S社では事業企画部門に配属する人材計2名の採用活動を実施した。

採用活動のステップは以下のとおり。

  1. 人材募集
  2. 一次面接
  3. 「気質分析」を活用し、応募者20名の気質等を分析
  4. 二次面接(※「気質分析」の結果を参照しながら面接)
  5. 社内採用決定会議(※面接結果と「気質分析」結果を基に選考。配属後の想定組織(チーム)の分析も併せて実施) 

上記左図は、各応募者のAさん(仮称)からMさん(仮称)までの気質割合と気質タプ(サンプルイメージ)。

※上記右図は、ある応募者の気質分析結果シート(サンプルイメージ)。


S社ご担当者様の所感

  • 「気質分析結果を見ると、様々なタイプの人材が応募したことが分かった」
  • 「二次面接を行うにあたって、「気質分析」の結果はとても役に立った」
  • 「社内採用決定会議では、二次面接と気質分析結果を基に採用者を決定したが、最終選考に至る過程で(採用するか)迷った人材については、直感と気質分析結果で判断した」
  • 「採用を決めた2名と、現在の事業企画部門の6名の社員のデータで、組織(チーム)分析を行ったが、計8名でバランスがとれたチームになることを確認。今後のより大きな成果が期待できる」

「気質分析」は現有の組織だけでなく、上記のように新しいメンバーを加えるときにも有用な人材分析ツールである。組織(チーム)分析も行えば、どのような組織に変容していくのか推定することもできることも大きな特徴である。