「KOSの健全化」の考え方は、人材開発や組織開発にどう応用できるでしょうか? 「KOSの健全化」は、人材や組織に関する問題が発覚してから行うべきものではなく、その人材が「健全な状態」にあるか、「囚われた状態」にあるかを予め判定し、(将来起こるであろう)問題の発生を事前に回避するためのものです。
「KOSモデル 器(うつわ)診断・性格診断」をベースに、さらに詳細な診断を加えることなどにより、人材としての問題発生の可能性を診断することができます。①性格タイプを判別したうえで、②現状としてその人材の「KOS」が「健全な状態」にあるか「囚われた状態」にあるか、を診断することができます。
「健全な状態」にある人材については、現状を維持すればよいですが、「囚われた状態」にある人材については、より「健全な状態」に向かうようフォローアップし誘導していく必要があります。
「KOSモデル 器(うつわ)診断・性格診断」により、組織内に「囚われた人材」や「囚われた人材」予備軍が存在する場合、将来的に組織(企業)活動に大きな支障をもたらす可能性があります。以下はそのときの対応例です。